外壁塗装の色選び×住宅スタイル|和風・洋風でおすすめカラーは違う?

外壁塗装での色を選んでいる様子

外壁塗装の色を選ぶとき、「どの色が家に合うんだろう?」と迷ったことはありませんか?
とくに和風住宅と洋風住宅では、建物の雰囲気がまったく違うため、同じ色でも印象がガラッと変わることがあります。せっかく塗り替えるなら、建物のスタイルにマッチしていて、なおかつ飽きのこない色を選びたいですよね。

この記事では、住宅スタイル別(和風・洋風)に外壁塗装で人気の色や相性のよい配色パターンを徹底解説します。実際の施工事例や色選びで失敗しないコツも交えてお伝えしますので、これから塗り替えを検討している方はぜひ参考にしてみてください。

この記事でわかること
  • 和風住宅に合う外壁色・屋根色の組み合わせとは
  • 洋風住宅で人気のカラー系統と配色バランス
  • 色選びでよくある失敗パターンと対策
  • 住宅の印象を決める「色の見え方」の基本知識
  • シミュレーションやカラー見本の上手な使い方
  • 色あせしにくい塗料やカラー選定のポイント
  • プロに相談するときのチェックリスト
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目次

外壁塗装における「色選び」の重要性とは?

外壁塗装は単に家を保護するためのメンテナンスにとどまらず、家全体の印象を決定づける「デザイン要素」のひとつでもあります。中でも「色選び」は、見た目の美しさだけでなく、住む人の個性やライフスタイル、近隣との調和にも大きく影響を与える重要なポイントです。

たとえば同じ形の住宅でも、白系でまとめれば爽やかな印象になり、グレー系ならシックで落ち着いた印象になります。また、ナチュラルな色味を選ぶと温もりある雰囲気が出たり、黒系を使えば重厚感や高級感を演出できます。

外壁は屋根やサッシ、雨樋などとのバランスも含めた「全体のコーディネート」で成り立つため、どの色を選ぶかで仕上がりの満足度が大きく変わってくるんです。

また、外壁塗装は10年〜15年に一度の大きなリフォームです。選んだ色に飽きてしまったり、近隣と調和しない配色だと、長い年月後悔が続くことにもなりかねません。

色選びにおいて失敗しないためには、「好きな色」だけではなく、「建物の形・周囲の環境・住宅のスタイル」に合わせた“似合う色”を見極めることが大切です。

このあとからは、まず和風住宅に似合うカラーから詳しく紹介していきます。

成瀬 匠

ちなみにプロの目線で『その家に似合う色』を提案してもらうのも失敗しない色選びの第一歩だったりします。

和風住宅に似合う外壁カラーと屋根色の組み合わせ

和風住宅の魅力は、落ち着いた佇まいや木のぬくもり、自然と調和する設計にあります。
そのため、外壁の色選びも「景観との調和」や「和の風情」を大切にした色使いが基本となります。

定番は「自然色」ベースのベージュ・こげ茶・グレー

和風住宅では、以下のような落ち着いた色合いが人気です。

  • ベージュ・アイボリー系:木材や土壁と相性が良く、柔らかく優しい印象になります。
  • こげ茶・チョコレート系:木の柱や瓦との一体感が出て、重厚感もアップします。
  • グレー系(鼠色など):モダン和風スタイルにも合い、周囲の自然に溶け込む色味です。

これらの色は、和瓦や黒系屋根ともよく馴染むため、バランスよく仕上がりやすいというメリットもあります。

屋根色とのバランスで「引き締め感」を演出

和風住宅では、屋根色と外壁色のバランスがとても大切です。
たとえば、以下のような組み合わせが人気です。

外壁色屋根色印象
アイボリー系黒・こげ茶系落ち着きと清潔感のある仕上がり
グレー系ダークグリーンモダンさと自然の調和感
ベージュ系深い茶系温かみのある古民家風の雰囲気

ポイントは「屋根を暗め、外壁を明るめ」にすることで、全体が引き締まって見えること。逆に外壁も屋根も明るすぎると、ぼやけた印象になってしまうため注意が必要です。

木目調や漆喰風素材との相性も考慮しよう

和風住宅では、「木の柱」や「漆喰壁風のテクスチャー」が使われていることが多くあります。
こうした素材と調和させるためには、マット(つや消し)な塗料や、土壁風の色味を選ぶとしっくりきます。

また、木部が多く露出している住宅では、木部に合わせた茶系・赤系・黄土系の外壁色が全体に統一感をもたらします。

モダン和風には黒・ネイビーも選択肢

最近増えている「和モダン住宅」では、黒・ネイビー・ダークグレーなどの濃色系カラーを使うケースもあります。
ただし、これらは「重厚感」は出ますが、色褪せしやすく汚れが目立つというデメリットもあるため、耐候性の高い塗料を選ぶことが重要です。

このように、和風住宅の外壁塗装では「周囲との調和」や「素材とのバランス」が大切な視点です。
次は、洋風住宅におすすめの色とスタイル別の配色パターンを紹介していきます。

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洋風住宅に合うおすすめの色・スタイル別紹介

洋風住宅と一口にいっても、そのスタイルは多種多様です。南欧風・北欧風・アメリカンスタイル・クラシック洋館など、建物のデザインによって似合う色もまったく異なります。

ここでは、それぞれの代表的な洋風スタイルにマッチするおすすめカラーを具体的にご紹介します。

南欧風(プロヴァンス風)住宅:明るく温かみのあるカラー

スペインやイタリアの田舎町をイメージさせる南欧風住宅には、やわらかく温かみのある色合いがよく合います。

  • クリームイエロー
  • オレンジベージュ
  • テラコッタ(赤茶)系
  • サンドベージュ

このスタイルは、瓦屋根(オレンジ〜赤茶)との相性がよく、外壁も同系色にまとめることで統一感が生まれます。
また、木製の窓枠やアイアン風の装飾との組み合わせも映えるカラーです。

北欧風・ナチュラルスタイル:くすみカラーやパステル系

近年人気の北欧風住宅では、**グレージュ・スモーキーブルー・ペールグリーンなどの「くすみ系カラー」**がよく使われます。

  • グレージュ(灰色がかったベージュ)
  • スモーキーブルー
  • ミントグリーン
  • アイスグレー

ナチュラルでありながら洗練された印象があり、白やウッドカラーとの相性も抜群です。優しい色調にすることで、柔らかな暮らしの雰囲気が演出できます。

クラシック洋館・アメリカン住宅:ホワイト×濃色でメリハリを

重厚感ある洋館風デザインや、サイディングを多用したアメリカンスタイルの住宅では、コントラストの強い配色が映えます。

  • 外壁:ホワイト系/屋根やアクセント:ネイビー・チャコールグレー
  • ベージュ×ブラウン系の組み合わせ
  • ツートン配色(例:下半分ブラウン、上半分クリームなど)

このタイプでは「清潔感」と「高級感」を両立する色使いがポイント。窓枠・玄関ドアのカラーも含めて全体でバランスを取りましょう。

洋風住宅で人気の配色パターン5選

スタイル外壁色屋根/付帯部特徴
南欧風クリーム系テラコッタ明るく陽気な印象。街並みになじみやすい
北欧ナチュラルグレージュダークグレー落ち着きとおしゃれ感が両立
アメリカンホワイトネイビーコントラスト強めで清潔感と個性を演出
クラシック洋館アイボリーブラウン上品で飽きのこない定番
モダンスタイリッシュダークグレーブラック系重厚感があり、都会的な印象

洋風住宅はスタイルによって“似合う色”が明確に分かれるため、建物のデザインをしっかり確認しながら、外壁色を決めていくのが成功のカギです。

成瀬 匠

外観の美しさは家単体だけの問題ではありません、周囲の住宅とのバランスもぜひチェックしてみてくださいね。

色選びで失敗しやすいパターンとは?

外壁塗装で「想像と違った…」「こんなはずじゃなかった」という後悔の多くは、色選びの段階での判断ミスが原因です。ここでは、実際によくある失敗例をもとに、注意すべきポイントを紹介します。

小さな色見本だけで決めてしまう

見本帳にある小さなチップ(数cm四方)の色は、実際に外壁全体に塗ったときとは見え方がまったく異なります
これは「面積効果」と呼ばれ、同じ色でも大きな面積になると明るく見えるという心理的な現象が起こるためです。

失敗例:
・A4の色見本で見たときはちょうどよかったが、実際に塗ったら「思ったより明るすぎた」
・玄関ドアやサッシの色と合わず、チグハグな印象に…

対策:
A4以上の大判サンプルや、カラーシミュレーションを活用して、実際の面積感に近い状態で確認しましょう。

周囲の景観・家との調和を考えていない

好きな色だけで選んだ結果、近隣の住宅と極端に違って浮いてしまうケースも少なくありません。特に閑静な住宅街では、「目立ちすぎて悪目立ち」するリスクがあります。

失敗例:
・原色に近いブルーを選んだら、周囲の落ち着いた住宅と大きくミスマッチ
・新築感を出したくて白を選んだが、周囲の家がすべてベージュ系で違和感が出た

対策:
塗装前に周囲の家とのバランスや町並みを観察し、景観に馴染むかどうかを検討しましょう。

配色バランスが悪くてちぐはぐな印象になる

外壁だけでなく、屋根・サッシ・雨樋・玄関ドアなどの色とのバランスも非常に重要です。外壁色が浮いてしまうと、全体がまとまりのない印象になります。

失敗例:
・外壁に派手なカラーを使ったが、屋根の色とまったく合わなかった
・白い外壁に黒サッシ、茶色の屋根で、統一感がなく落ち着かない印象に

対策:
ツートンカラーやアクセントカラーを使う場合でも、全体で3色以内に抑えるのが理想です。プロに配色バランスの相談をするのも有効です。

汚れや色あせのリスクを考えていない

見た目の美しさだけで色を選んでしまうと、経年劣化に弱い色を選んでしまうことがあります。特に濃い色・明るい色は、汚れや色あせが目立ちやすい傾向にあります。

失敗例:
・真っ白な外壁を選んだが、雨だれ・排気ガス汚れがすぐに目立った
・黒に近いネイビーを選んだが、数年で色あせが激しく見栄えが落ちた

対策:
耐候性の高い塗料を選ぶとともに、色の性質(明度・彩度)による劣化リスクも把握しておきましょう。

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色の「見え方」に影響する3つの要素

外壁塗装の色選びでは、「見本で見た色」と「実際に塗った色」が異なって見えるという現象がよく起こります。
その理由は、色の見え方がさまざまな外的要因によって変化するからです。

ここでは、特に重要な3つの要素を解説します。

1. 光の当たり方(日向・日陰・時間帯)

太陽光の角度や強さによって、同じ色でも印象がガラッと変わります。

  • 日中の強い光では明るく鮮やかに見える
  • 夕方や曇りの日はくすんで見える
  • 北面と南面で色の印象が異なる

例えばベージュ系の色でも、南面では明るく感じるのに対し、北面ではややグレーっぽく落ち着いて見えることがあります。

対策:
色見本やカラーシミュレーションを見るときは、できるだけ屋外で、日陰と日向の両方で確認することが大切です。

2. 周囲の建物・自然環境とのコントラスト

外壁の色は、単体で見た印象よりも、周囲の景色や隣家との関係性によって強く影響されます。

  • 緑の多い場所では「赤系」「茶系」が映える
  • 灰色の建物に囲まれていると「白」が強調されて見える
  • 駐車場や外構がコンクリート色だと、淡色がぼやけて見える

対策:
家の周囲にどんな色が多いのかを観察し、色の“引き立て効果”や“なじませ効果”を狙うと失敗が減ります。

3. 面積効果(面積が大きいと明るく・鮮やかに見える)

人間の目の錯覚で、同じ色でも面積が大きくなるほど「明るく・強く」見える傾向があります。これが「面積効果」と呼ばれる現象です。

  • 小さな見本では落ち着いたグレーに見えたのに、壁一面に塗ると「明るいシルバー」に見えた
  • 濃いブラウンが、塗ってみると「黒っぽく感じた」

対策:
A4サイズ以上の色見本を屋外で確認する、またはカラーシミュレーションで全体の印象を確認することで、実際の仕上がりをイメージしやすくなります。

このように、色の見え方には「時間・光・周囲・サイズ」といった要素が複雑に絡んできます。
次は、それらを考慮しながら上手に活用できる「シミュレーション・色見本の使い方」について解説します。

成瀬 匠

配色のヒントは意外とご近所に転がっているもの。実際に仕上がった家を見ることで具体的にイメージできます。

シミュレーション・色見本の活用法と注意点

外壁の色選びにおいて、実際の仕上がりをイメージするためにはカラーシミュレーション色見本の活用が欠かせません。
ただし、これらも使い方を間違えると「思っていた仕上がりと違った…」という失敗につながる可能性があります。

ここでは、色選びに役立つ2つのツールと、それぞれの正しい活用法をご紹介します。

カラーシミュレーションを使うときのポイント

塗装業者や塗料メーカーの多くが提供している「カラーシミュレーション」は、住宅の写真に色を当てはめて完成イメージを視覚化できる便利なツールです。

メリット:

  • 全体のバランスが一目でわかる
  • ツートンカラーの配色も検討しやすい
  • 家族で色を相談しやすくなる

注意点:

  • 実物と“色の再現度”は異なる(特にモニターによって色味が変化)
  • 光沢感や質感は表現できない
  • 実際の見た目とズレが出やすい

対策:
シミュレーションは「ざっくりとした全体イメージ確認」として使い、最終判断は実物の色見本で確認するようにしましょう。

色見本(サンプル板)はサイズと場所で確認を

塗料メーカーや業者から取り寄せられる「色見本」は、最も信頼できる色確認ツールです。
ただし、小さな見本だけで判断するのはNG。サイズや見方を工夫することで、現実に近い色感を掴むことができます。

正しい使い方:

  • A4サイズ以上のサンプルを取り寄せる
  • 実際に塗る場所(日向/日陰)に貼って見る
  • 朝・昼・夕と時間を変えて見え方をチェック
  • 屋根・窓枠・玄関ドアとのバランスを意識する

よくある落とし穴:

  • 屋内で見て決めてしまう
  • 色名に惑わされて実際の色味を確認しない
  • 複数の色を見過ぎて迷子になる

施工事例・現地見学も有効な判断材料に

できれば、同じ塗料・色を使った過去の施工事例を写真で見たり、実際に塗装済みの住宅を見学できると、よりリアルな色の印象が得られます。

塗装業者に「この色の施工例ありますか?」と聞いてみるのもおすすめです。

色見本・シミュレーションを正しく使えば、完成後の「イメージと違う」を防ぎやすくなります。

次は、「色あせしにくい色・長持ちする塗料の選び方」について詳しく解説していきます。

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色あせしにくい色・長持ちする塗料の選び方

せっかく理想の色で外壁を塗装しても、数年で色あせてしまっては見た目も気分も台無しですよね。
外壁の色を長持ちさせるためには、「色そのものの性質」と「塗料のグレード・性能」の両面から選ぶことが大切です。

色あせしにくい色の特徴

紫外線や雨風による劣化を受けにくいのは、中間色〜淡色系です。
一般的に、原色や濃色は退色しやすく、淡色は劣化が目立ちにくい傾向があります。

色あせしにくいカラー例:

  • グレー系(ライトグレー/シルバーグレー)
  • アイボリー・ベージュ
  • サンドベージュ
  • 淡いブルーやグリーン(スモーキーカラー)

色あせしやすいカラー例:

  • ブラック系(紫外線吸収が強いため)
  • ネイビー・赤・緑などの濃色系
  • 原色系の強い色(鮮やかすぎると変色しやすい)

ワンポイント:
黒や濃紺など“かっこいいけど色あせやすい”色を使いたい場合は、アクセント使いにとどめるのも手です。

長持ちする塗料の種類と選び方

色あせ防止には、耐候性の高い塗料を選ぶことも重要です。
主な塗料の種類と耐用年数は以下の通りです。

塗料の種類特徴耐用年数の目安
アクリル塗料
(→用語解説)
安価だが耐久性は低め5〜8年
ウレタン塗料
(→用語解説)
柔軟性があり木部に向くが劣化しやすい7〜10年
シリコン塗料
(→用語解説)
バランス型、コスパも良い10〜13年
フッ素塗料
(→用語解説)
高耐久、高価格、色あせに強い15〜20年
無機塗料
(→用語解説)
最高クラスの耐候性・色持ち20年以上

ポイントは、「シリコン以上」を選ぶこと。
長期的なコストパフォーマンスや、色持ちを重視するなら、フッ素塗料や無機塗料を検討してみましょう。

艶(ツヤ)の有無も色持ちに影響

塗料には「ツヤあり/半ツヤ/ツヤなし」がありますが、ツヤありの方が汚れにくく、色あせもしにくい傾向があります。
ただし、ツヤ感が強すぎると「安っぽい」「眩しい」と感じる場合もあるため、仕上がりの好みで調整するのがよいでしょう。

以上のように、色選びと塗料選びはセットで考えるのがベストです。
次のセクションでは、ツートンカラーの配色パターンと注意点について詳しく紹介していきます。

ツートンカラーで失敗しない配色パターンと注意点

外壁塗装の中でも人気が高まっているのが「ツートンカラー仕上げ」です。
おしゃれに見えたり、家全体に立体感が出るなどのメリットがある一方で、配色を間違えるとちぐはぐで落ち着きのない印象になってしまうこともあります。

ここでは、ツートンカラーを採用する際のポイントと、よく使われる配色例を紹介します。

ツートンカラーの基本ルール

  1. 色数は最大で3色までに抑える
     → 外壁2色+アクセント1色(屋根・雨樋など)が目安
  2. ベースカラーとサブカラーの明暗差を意識する
     → 同系色で濃淡をつけると自然に仕上がる
  3. 境界線の位置は建物の構造に合わせる
     → 1階・2階で分ける、凹凸部分で切るなどが基本

代表的なツートンカラーの配色パターン

ベース色アクセント色特徴・印象
ベージュダークブラウン優しさと落ち着きを両立する王道配色
アイボリーチャコールグレーモダンで高級感のある印象に仕上がる
ライトグレーネイビースタイリッシュかつ清潔感も演出できる
ホワイト系シンプルでメリハリのある印象。洋風住宅に◎
ペールブルーホワイト北欧風やカフェ風の住宅に人気の柔らか配色

ツートンで失敗しやすいパターンとは?

  • 明度が近すぎて違いが分かりにくい
     → グレー×ネイビーなど、ぼやけて見える組み合わせ
  • 色の系統が異なりすぎる
     → 青×茶色など、違和感のある組み合わせ
  • 切り替え位置が不自然
     → 凸凹の少ない面でツートンにしてしまい、建物の形と合っていない

対策:

  • ツートンにする場合は、必ずカラーシミュレーションで全体のバランスを見ること
  • 迷ったら、ベースを無彩色(グレーや白系)にして、アクセントだけに色味を入れると失敗しにくいです

ツートンカラーは上手に使えば個性を引き立て、住宅の印象をワンランクアップさせてくれます。

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まとめ|色選びに迷ったらプロの意見も活用しよう

外壁塗装は見た目を左右するだけでなく、家全体の印象や資産価値にも影響を与える大切な工事です。
特に「色選び」は、住む人の好みだけでなく、周囲との調和・建物とのバランス・将来的な劣化まで考慮しなければなりません。

本記事のポイントを振り返ると…

  • 和風住宅には、ベージュ・グレー・こげ茶など落ち着いた自然色が似合う
  • 洋風住宅は、スタイルごとに似合う色が明確に分かれる
  • 色選びでよくある失敗は「小さな見本だけで決める」「周囲との調和を見ていない」など
  • 色の見え方は、光・環境・面積などで大きく変化する
  • シミュレーションやA4サイズ以上の色見本を活用することで失敗を防げる
  • ツートンカラーは上手に使えばおしゃれになるが、バランスが重要
  • 色あせしにくい色は中間色・淡色、塗料はフッ素・無機がおすすめ

最後に|後悔しないために、まずはプロに相談を

色選びに正解はありませんが、「納得できる選択」ができるかどうかが大切です。
自分で判断に迷ったときは、信頼できる塗装業者やカラーコーディネーターの意見を聞くのも有効な方法です。

特に、地域の気候や周囲の景観に詳しい業者であれば、あなたの家にぴったりの配色提案をしてくれる可能性も高まります。

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